学級経営

黄金の3日間で必ず伝える3つのこと【中学校学級経営】

心先生

こんにちは。

「心を育て、心をつなぐ」がモットーの体育教師。

心先生です。よろしくお願いします。

新任の先生

こんにちは。

新しいクラスが始まって最初の3日間を「黄金の3日間」というほど大切な時期だと聞きました。しかし、この3日間にどんな話をすればいいのか悩んでいます。

心先生ならどんな話をしますか?

心先生

確かに、黄金の3日間は非常に大切だと思います。

大切ではあるものの、先生によっては大切にしていることがバラバラかもしれません。

きっと正解があるわけではないので、最後は自分で決断することが大切ではありますが、今回は、私が大切にしていることを黄金の3日間に大切にしていることを説明させて頂きます。

先生方の何かヒントになれば幸いです。

この記事を読んで欲しい人

黄金の3日間に何を大切にすれば良いかがわからない人

自分の3日間の方法はあるけど、他にはどんな取り組みがあるかを知りたい人

もう一度黄金の3日間を考え直してみたい人

黄金の3日間とは

教育現場では、新年度が始まり新しいクラスで過ごし、始めの3日間の事を黄金の3日間と呼びます。

担任が変わる新学期は、どの生徒も期待と不安を抱えて登校してきます。

そして、新しい環境に身を置いた時、多くの生徒は周りの様子を見ます。

当然、教師のこともよく見ています。

この先生はどんな先生?怖い?優しい?面白そう?どこまでなら怒られない?

アンテナをはって、様子を見ています。

私たちは第一印象に大きく左右されると言われています。

第一印象は、半年間は影響を与えると言われるぐらい大切なのだからこそ、私たち教師にとって意識して取り組まなければいけないのです。

だからこそ、黄金の3日間と言われ大切にされているのです。

この3日間に、日々の生活が回るように担任が大切にしたいことや、学校の約束、クラスの約束を伝えていくのです。

いいスタートを切ることで、生徒も教師も新しい環境になったストレスを大きく軽減することができます。

そこで、今回は、私が黄金の3日間に大切にしている3つの事を紹介します。

【1日目のポイント】 学校は成長する場所

1日目はあまり長い時間を取ることができないことが多いのではないでしょうか。

限られた時間だからこそ、私は生徒が「このクラスが楽しそう」とワクワクさせることを大切にしています。

私たち教師でさえも転勤した時には、少なからず不安を感じるものです。

その不安をなくし、ワクワクに変えることができれば、1日目はOKです。

ワクワクの種類はたくさんありますが、中でも大切にして欲しいのは、成長する喜びです。

これから、このクラスで自分は成長していくんだというワクワク感を大切にして欲しいのです。

話す内容は、このような内容になります。

詳しくは、私の発行している学級通信「心」をご覧ください。

https://www.heart—blog.com/gakkyuutuusinn-jiti/

生徒一人ひとりを育て、自分たちで問題を解決する集団をつくる為に大切なことはこちらから

自立的・自治的な集団をつくる為の5つの柱【学級経営】

【2日目のポイント】 成長には挑戦が必要

私の勤務している自治体では、2日目にも授業が始まらず、身体測定があったり、生徒同士の自己紹介の時間があるケースが多いです。この日に伝えたいことは、成長するための唯一の方法は、挑戦することだということです。

詳しくは、私の発行している学級通信「心」をご覧ください。

https://www.heart—blog.com/gakkyuutuusinn-challenging/

こうやって挑戦することの素晴らしさを伝えます。

そして、自己紹介が行われる時に、挑戦することの大切さをもう一度確認し、話すことが苦手な人を勇気づけると共に、周りの生徒にも「苦手な人も一生懸命伝えるからこそ、クラス全員でしっかりと聴く姿勢をとって聴いて欲しい。」と伝えます。

【3日目のポイント】 挑戦には安全が欠かせない

3日目は、学校のルールの読み合わせが行われることがあります。この日は、ルールについて理解して、学校が安全であることの大切さわかってもらう必要があります。

詳しくは、私の発行している学級通信「心」をご覧ください。

https://www.heart—blog.com/gakkyuutuusinn-safety/

こうして、教室が安心できることらであるという、当たり前の事を大切にする意識を高めていきます。

まとめ

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今回は、私が学級開きからの始めの3日間である黄金の3日間に生徒に伝える3つのことを紹介しました。

  1. 学校は成長するところ。
  2. 成長するためには、挑戦が必要。
  3. 挑戦するためには、安全が必要。

もちろん、他にも伝えたいことは多くあります。しかし、初めから多く語らずに、まずはこの3つから始めます。

そして、あとは状況に応じて、新しい事を伝えていきます。

何も、これが正解だというつもりはありません。皆さんにも黄金の3日間に大切にしていることは、たくさんあると思います。それぞれの先生が大切にしていることが共有され、子どもたちにとって、私たちにとって、さらにいいものになっていけばいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
心先生
「心を育て、心を繋ぐ」がモットーの中学校教師、心先生といいます。 30代前半の体育教師です。専門種目はバスケットボールです。私自身、バスケットボールを通して、心が育った経験から、生徒たちの心を育てたいと考えるようになりました。 生徒を育てるために、日々奮闘している先生の何か役にお役にたてればと思い発信しています。